2018/06/28

タバコが眠りに悪影響なのを実体験から考えてみた


私は睡眠障害に関する記事をいくつか書いていますが、実はいまだに喫煙者です。

1日1箱を少し超える程度吸っているのですが、一度吸い出すど3~5本は一度に吸ってしまうという、いわゆるヘビースモーカー気質です。

睡眠にタバコは悪影響だと当たり前のように言われていますが、実は睡眠治療を始めるまでは真剣に考えてはこなかったです。

睡眠治療を始めた頃は禁煙にトライしていたので、眠りの改善に一役買いましたが、喫煙が完全に再開し、ここに来て眠りに影響が出てきました。

ちなみに、これを読んでも禁煙できるわけではない、ということを先に伝えておきます。
一つの体験談、禁煙失敗談として読んでいただいていいくらいです。

しかし、「あ~わかる~」と共感できる人がいればいいし、「実際、本当に喫煙は眠りが浅くなる」ってことを、改めて書いておきたいと思いました。

興味のある方は読み進めてください。

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タバコのせいで睡眠が3時間分断される現状

さて、睡眠治療を始めてうまく行きだした頃、眠れるようになったことに調子にのったのか、もしくは仕事を始めたストレスからか喫煙者に逆戻りしました。

当初は1ヶ月止めていて、その後2週間ごとに、禁煙と喫煙を繰り返していました。
その反動か、完全に喫煙が復活した今、前よりも吸うようになってしまったのです。

中毒って怖い・・・、というのが正直な感想です。

さて、それが眠りに悪影響を及ぼしました。

別の記事で私の睡眠治療に触れていますが、ある薬の副作用で睡眠が3時間になったこともありましたが、薬に慣れてからは6~7時間の睡眠がとれていたのに、ここ1週間くらいでまた逆戻りしてしまい、3時間で目が覚めるという事態に。

⇒【関連記事】認知(行動)療法で私の睡眠障害が改善した体験

またかー!って、落ち込む・・・ことはなく、以前は眠くて溜まらなくて苦しんだのに、ここ最近は意外と平気です。

なぜか?

薬の効果で夜11時頃には眠くなり、だいたい2時頃に眠るのですが、眠るのが10分くらいでスッと眠れているんですね。
おそらく、その3時間はある程度睡眠を取れているからなのでしょう。

まあ、しかし睡眠時間が足りていないのは事実。夜までもたせるために昼頃に仮眠を取ることにしています。

さて、3時間睡眠になって起きたときに、何をしているかというと、ぼーっと起きて煙草を吸っています。

コワイですよね・・・自分でも恐れを感じます。

完全に依存している。もう、タバコ吸うために目覚めているんじゃない? って感じです。

睡眠にこれほど煙草が影響するとは、過去20年弱の喫煙歴では知らなかった。
なぜなら、もともと不眠だったので、それが当たり前だったんですね。

それがこうも治療の効果を台無しにしてしまうとは!!!!!!!

睡眠には煙草は悪でしかない。

できる人には伝えておきたいのは、煙草は寝る3時間前までにしましょう。

そして、立て続けに5本も吸っちゃだめですよ、反動がすごいですから。

タバコが睡眠に及ぼす影響を私独自の考察で

さて、ニコチンが脳にどう作用しているのか、というのは一般的には、アルコールと同じで覚醒作用があると言われています。
しかし、覚醒効果だけなら眠りづらくなるのが普通だと思います。

しかし、私は眠れている・・・。

ここからは、睡眠障害のない通常の喫煙者には当てはまらない話ですが、私の個人的感想です。

おそらく、私はある薬でリズム障害が少し改善しており、体内時計がある程度機能するようになりました。だいたい11時頃に眠気が起きているので、それは良い結果です。

ここで、寝る前にもう1つ、むずむず脚症候群に効くと言われる薬を飲みます。
これも眠気と精神の鎮静に一役かってくれています。

さて、ここにニコチンを入れるとどうなるか。

完全に戦っちゃってます。

そして、アルコールが薬の作用を増幅されると言われるように、ニコチンも薬の作用を増幅させちゃうんじゃないか、というのが私の個人的見解です。

眠気を増幅させることは覚醒作用のあるニコチンには当てはまらないので、副作用を増幅させているのだと思います。

私が精神薬で出やすい副作用は、動悸、手の震え、足の痛み、不眠、です。

煙草を立て続けに吸うと、動悸と手の震えが少し起きます。
夜には足の痛みが。そして、深い睡眠を分断させてしまうようです。

そのメカニズム的には、血流が悪くなることで下半身の体温が下がることが足の痛みを増幅させていることに始まり、長期間煙草を吸ってきたため肺の機能が低下しているところへ、またニコチンを入れると、呼吸がしづらいわけです。

深い呼吸は体をリラックスさせますが、浅い呼吸が慢性的になっている喫煙者は、酸素を十分に撮り込めていないのですね。それでも、体は頑張って働いてくれてるぶん、睡眠へのパワーが足りなくなっているでしょう。

よく寝る前の食事は胃に血流が多く行ってしまうため、脳に酸素が回らなくなると言われています。(別の記事で、寝る前に少量の炭水化物を取ることは血糖値の低下を防ぐと書きましたが、これも医学的に書かれた本を参照しているので事実でしょう。)

つまり、パワーを使うことと、体が欠乏することの間のバランスを取らなければいけないということですね。

お腹が空きすぎているなら、少量の食事を。胃の活動で睡眠が妨げられるのと、血糖値の低下で朝にとてもだるくなってしまうのと、どちらを取るか。

また、ニコチンを接収するのなら、できるだけ深い睡眠を取るために、その後一定時間起きておく、または寝る前にヨガやストレッチなどを深い呼吸を意識しながら行うことも、浅い呼吸を少し改善すると思われます。

私はお風呂上りにストレッチや運動をしますが、それを行ったあとは、胸がすっきりとしていて呼吸も楽なのです。

しかし、そうやって何かをコントロールするよりも、そもそも煙草を吸わなければ余計な負担はないわけです。

またもう一度、朝起きたときに体がだるくない日を迎えてみたいと心底思っているので、禁煙にまたトライしていきます。

女子は必見!煙草は顔のむくみとたるみにつながるって知ってた?

煙草をやめたときに、私が一番感じるのは、二十顎(・・・とまではいかないかもしれませんが)顎のたるみが改善されること!
これが一番うれしいです。

顎のラインがすっきりするんですよ。

嘘だって?

いやいや、これは真実なのです。

ニコチンが血流を悪くしているせいで、水分の代謝も悪いため、喫煙者は足や顔がむくみやすいんです。

もちろん、体質によってそうでない人もいるかもしれませんが、間違いなく言えるのは顔がすっきりすること。

シワも少なくなりますし、肌の乾燥や荒れも改善します。

女子は煙草なんて吸っちゃダメですよ!って説得力なくても言っていいなら、大声で言いたいです。

中毒になる前に女子はやめましょう。

女優のキョンキョンや桃井かおりさんが美しいのは、ニコチンを摂取していても有り余るくらいのケアを行っている&効果な化粧品を使っている、顔や体のマッサージや血流をよくする努力をしているからに他なりません。

タバコをやめることが良い睡眠がもたらす

今でも何度も禁煙にトライしていますが、なんで止めれないのかって悔しくなるくらい戦っています。

でも、同時にタバコを恋しいと思う瞬間が何度もあり、精神的にまだ煙草に対する憧れやノスタルジー、またはちょいワルへの羨望みたいなものがあるんだと自負しています。

しかし、同時に禁煙していた時期の心の平穏も思い出します。

「あ~、もう吸わなくていいんだ」って思えたときの(結局吸ってしまいましたが)、開放感と安堵感。

そして、眠るときに良い香りだけが自分からすることや、指に煙草の匂いが染みつかないこと、朝起きたときの元気さ、夜眠るときの方の力の抜け具合、どれを取ってもプラスしかない。

そして、朝起きたときのダルさがないことですよね。

「これが煙草吸わない人の朝の迎え方なのか!」と目から鱗です。

そのくらい、煙草は睡眠中にも害をなしている。

もし、煙草がなければ、より深い睡眠、より快適なベッド環境、運動したりもできるようになるし(喫煙者は息が苦しいので運動ができません)、そのお金を貯金すれば、確実に1年で18万円は貯めれる。

話がそれてしまいましたが、睡眠を快適に過ごせることは人生を快適に過ごすことにつながると私は思います。

は~、ここまで説得力のない文章を書いたのは久しぶりです・・・悲。

この中毒から抜け出せることを祈って。いつか必ず「禁煙に成功した体験談」を記事にしたいと思います。

※タバコをやめた人、吸ったことがない人からは「こいつ何言ってんの? そんなの簡単でしょ。」とコメントが届きそうですが、あまりにも長い期間にタバコを友としてきた人間には、とても厳しい道のりなのです。ご理解いただけると幸いです。

私の禁煙奮闘記の記事はこちらをどうぞ。

⇒【関連記事】買っては捨てる・・・禁煙の難しさ


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