2018/04/24
最終更新日:2018/06/28

買っては捨てる・・・禁煙の難しさ【2018年10月にまた値上げが!!】

禁煙の難しさ
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煙草を辞めようと思いながら、禁断症状で思わずコンビニでタバコを買ってしまい、2・3本吸って「やっちまった」と水につけ捨てる・・・なんてアホみたいな無駄遣いを繰り返していませんか?

ちなみに、これは私の禁煙に取り組むときのいつもの行動です。

買っては捨て、買っては捨て・・・買うお金が無駄だ!もう吸わん!と馬鹿馬鹿しさが禁煙の意思を増強してくれるけれども、
買ったタバコをほぼ新品のまま捨てるというのは、「無駄使い」には違いない。

そういえば、先日午前中にラジオを聞いていたら、いつものショップチャンネル的通信販売の宣伝コーナーにさしかかった。ふと意識を向けると、タバコの話をしている。

受動喫煙の害や、禁煙に成功した体験談を販売員が高らかに宣伝しているので「禁煙グッズ」の販売かと思ったら、「電子パイポ」の販売だった。

う~ん・・・ニコチン入ってなくても結局煙草吸ってるイメージなんだけど!

まだ、JTの宣伝「マナーを守って吸いましょう」ってほうが素直で違和感なし。

さて、今回は煙草ネタです。
煙草の害についてなんて、みんな知ってるので語るつもりは全くなく、煙草のノスタルジーについて語ります。あと、私の禁煙失敗談とかね。

では、いってみましょう!

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禁煙は、精神的依存に関して言えば薬物依存と同じくらい難しい

内海聡さん著書「精神科は今日もやりたい放題」の中で、向精神薬の依存度について比較表が挙げられています。

私はその中で向精神薬の依存度についてはもともと知っていたし体験もしているので「ふ~ん。まあそのくらいだよね」とスルーしたのですが、煙草の欄を見て「!?」と思わず凝視。

煙草の精神的依存度「3.0」
煙草の身体的依存度「2・7」だったと記憶しています。

ちなみに、向精神薬は依存度が1・8~2・7くらいと記憶しています。
そして、比較のために麻薬の欄もありました。

コカイン・ヘロイン 「3・0」

これを見て納得しました。
いや、煙草の危険度じゃないですよ?

「そりゃ、煙草止めるの無理だわ」
っていう、禁煙の難しさです。

ちょっと、それを理由に禁煙するのを止めようかなとまで思ったくらいです。

煙草を吸ったことがない人には、決して理解できないだろうニコチン依存。

身体的依存も相当高いですが、私は精神的依存のほうがすごい。
(身体的依存を感じるとすれば・・・吸えないイライラというよりは、離脱症状を感じます。
たとえば、少しの吐き気や頭痛、あと過度の眠気です。

なんせ20年も毎日吸ってきた煙草。

どんな場面やシュチュエーションでも共にあった煙草、やさぐれたいときや自暴自棄の時の心境にはぴったりな煙草。
感傷に浸るときにも、さらに思い出を美化させてくれる煙草。

そう、精神にセットで記憶されちゃってる数々の場面が、禁煙をさらに難しいものにするのです。
そりゃ、何度も失敗や挫折をしますって。

禁煙に失敗したときには、そう思うことで自分の心をなぐさめましょう。

自分なりの禁煙のメリットを設定する

禁煙にトライしている間、何度も心に浮かぶこの問い。
「別に、辞めなくてもよくない?」

とくに禁煙3日目、1週間目、3週間目、1ヶ月目・・・私は「1」と「3」の付く単位で魔の誘惑に駆られるらしい。
そう、禁煙のメリットがよくわからなくなってくるので、喫煙のメリットを探し始めるのです。

ちなみに、「肺が」とか「がんになる確率が」とか一般的な理由は、喫煙者にとっては知ってて吸っているのですから、大きなメリットには実際なりません。それがメリットだと感じられるようになるのは、禁煙できたずっと後でしょう。

だけど、「禁煙しよう!」と決意したときには、自分なりの理由があるものですよね。

たとえば、「呼吸がしずらい⇒肺がんの初期症状か?」
「のどが痛い⇒咽頭がんの初期症状か?」
「足が痛む⇒糖尿病か、下肢閉塞性動脈硬化症?」
「最近、頭が痛い⇒脳梗塞の前兆?」

こう挙げると、いつも大きな病気の可能性に怯えていることがわかりますね。

しかし、別にちょっと禁煙したところで、上記のような体の症状がすぐおさまるはずもなく、
「体があんまり変わらないなら、意味ないんじゃ?」
などと考え出します。

そして、吸いたい気持ちが相まって、スマホで禁煙サイトや煙草に関する情報を延々とネットサーフィンしだして、「吸える」理由を見つけ出します

そして、コンビニまで行って自動ドアの前で一瞬立ち止まります。

・・・・・・・・・・本当に買うつもりか? 数日我慢したのに?

そのときのストレス度合いによって、コンビニの周りをうろうろする時間は違いますが、90%以上の確率で結局、煙草を買います。
そして、禁煙が続けれるときは、残りの10%、どうにかこうにか心を鎮めたときです。

つまり、メリットを思い出したか設定しなおした場合です。

「ああ、そうだ。子供が生まれたから子供の学費を貯めるために禁煙するんだ!」
「子供産みたいから辞めるんだった。いいや、41歳超えたら望みないから、41歳なったらまた吸おう!」
「本当に欲しいのは、煙草じゃないだろう?」
「違う。私は自信を取り戻すためにやってるんだ。禁煙できたら、自信がつくはずだから」
「禁煙して、呼吸が楽になったら、彼氏みたいにジョギングを開始して健康的な生活をする」

いろいろありますよね。でも、その人が本当に心で感じるものじゃないとダメです。

あと、憧れる煙草を吸わない人を思い浮かべる(羨望を利用する)だとか、ご褒美を考える(餌をちらつかす)なんて方法も使うといいです。

私の場合は、羨望としては映画の主人公を思い浮かべます。
「幸せの教室の大学講師のジュリア・ロバーツは、人生に自暴自棄になっても煙草を吸っていない!」
「ひねくれていて素直じゃないけど、FF13のライトニングは、煙草吸っていない!」

意味わかりませんよね?
でも、私にはこういう風に煙草を吸ってない、かつ憧れる女性像を合わせると勇気が出るんです。

また、ご褒美制は、何かを買うか決めているわけではありませんが、禁煙の日数が増えるたびに、貯金箱か封筒に吸わなかった煙草代を貯めています。

たまに開けると「けっこう貯まったな」と満足感が得れますし、ある程度貯まる前に特別な支出に使うようにしています。誰かへのプレゼントとか、欲しかったものをまとめて買うとか。

ちなみに、使う以上はお金がなくなってしまうので、お金が貯まってたことを忘れないために、その禁煙代で使ったお金の詳細メモを一応残してます(意外とマメ子であります)

また、自分で決めたメリットは必ず忘れてしまい、吸うためのメリットを探し出そうとするので、私は買う前に思い出せるよう財布にメモを入れています。

私が禁煙中に、気持ちをごまかす方法

最近の禁煙方法は、冒頭で述べた「買っては捨て、買っては捨て」で買わなくなるという方法に、炭酸水+ガム+フリスクの黄金コンビです。

ガムやフリスクはよく使われる方法ですが、炭酸水は私のお気に入りです。
すっとするからですかね。

あと、相当格好悪いですが「煙草を吸う動作のみをしながら深呼吸する」はよく効きます。
外ではただの変な人になるので、やめましょう。部屋の中なら使える手です。

深呼吸って慣れてないとできませんし、煙草を長く吸っている人は肺活量が落ちているので、基本的に呼吸が浅い状態です。

意識して深呼吸しないと、深い呼吸ができないですが、きっかけというかアイテムと組み合わせるのがいいと思います。

前述の「煙草を吸っているつもり」の動作に組み合わせるとか、炭酸水を飲むときに1口ずつ深呼吸とか、深呼吸するときは煙草の煙を吐き出しているイメージを頭に浮かべます。精神安定剤みたいなもんです。

そして、禁煙を始め方や注意点として、私は以下のことに気を付けます。

・禁煙は朝から始める(寝ている間吸ってなくて起きた時から)

・仕事の日を初日にしない。必ず、休みの日に始める(ストレスで吸いたくなるから)

・お酒は当分止める(回避行動はよくないらしいですが、私は吸う自信のほうが強いのでお酒は止めます。友人と食事や飲みは行きますが、ソフトドリンクで通します。)

・できれば、夕方以降はコーヒーも当分止める

睡眠不足にならないようにする(疲れると吸いたくなるんですね)

・甘いお菓子やジュース、スナック菓子をとりすぎない。(1日1回まで)

・いつも煙草を吸ってた喫煙場所には長時間滞在しない(私の場合はキッチンの換気扇近くのイス。笑)

・できれば、吸い殻が入ったままの灰皿を置いたままにしておく

最後の「吸い殻が入った灰皿を置いておく」のはライターでも当てはまりますが、悪い意味では禁煙失敗がしたときにまた買うことになるから、というダメ人間的理由と、良い意味では吸い殻の臭いって嫌な臭いなんですよね、喫煙者でも。

すえた匂いというか、湿った匂いというか・・・なので、少しでもその匂いがあると「こんな味のものを吸ってどうする」と思えたりするので、自制の意味で置いてることもあります。

禁煙アイテムや代替え品について

禁煙グッズ、電子タバコ、禁煙外来、いろんな方法がありますので、私の感想を書いてみます。

禁煙薬チャンピックス(禁煙外来で処方してくれる)

禁煙外来に行くと、禁煙成功率が上がると実証されていますが、私にとってはあまり変わらない印象でした。むしろ、本当に止めたいと思ってないと失敗します。

※この「本当に止めたい」と「煙草を止めよう」という決意は種類が違います。

前者は本当に煙草を吸ってることが辛く思える心があり、たとえば病気になったり、体がボロボロで煙草を心底止めたいという状況であり、
「煙草を止めよう」というのは、精神的には煙草に害がなかったり体がだるくなかったら本当は吸い続けたいけど、体にも経済的にも必要だよな、と論理的に考えて「止めることを決めた」という違いです。

私の感想では「煙草をずっと吸っていたい」と煙草に対する憧れやノスタルジーやロマンみたいな感傷を持っている人は、禁煙外来は向いていないと思います。

というか、禁煙が非常に難しいと思います。
なんせ、煙草を愛しているのですから・・・。

ということで私と親友は1ヶ月で失敗。
私に至っては、主治医の先生に「君にはこの治療は意味がないと思う。」と匙を投げられました。

私が2週間ごとに我慢できずに煙草を吸っていたからです。

しかし、薬の効果はたしかにありました。

煙草がすごくマズくなるんですよね。あと、私は1週間くらい慣れるまでは吐き気がありました。
つまり、煙草に執着がない人ならば、たしかに禁煙できるかもと思える薬です。

禁煙補助グッズについて

・禁煙パイポ
これについては、批判が多く見受けられますが、考え方は良いと思うんですよね。私も「煙草を吸う動作」をして気を紛らわせるくらいですから、そういうときに使えそうではあります。

しかし!私は煙草にロマンがあるので、禁煙パイポは「正直、ダサい。」という感が否めません。

だったら、チュッパチャップス加えてるほうが、BガールとかHIPHOP系と勘違いできそうでよくないか?

というか、煙草の形状のものを口にくわえるなら、そしてお金を払うなら、私なら煙草を買ってしまうだろうな・・・。

禁煙パイポは意味がある商品ではあるので、有効性は人により、というところでしょうね。

・電子タバコ
冒頭の「禁煙のために電子タバコを!」というネットショッピングは詐欺じゃないかと本当に思いますが、電子タバコ自体は否定しません。

しかし、吸ってるのは結局ニコチンですから、またもや「じゃあ、煙草でいいじゃん」と思ってしまう私です。

とにかく、ニコチンを吸ってる以上、禁煙にはなり得ません。

しかし知人によれば、吸う回数が減ったという人、匂いが気にならなくなった、など良い声も聞こえてきます。

私はそれだと逆に止めれなくなりそうな気がするので電子タバコに反対派です。

・ニコチンパッチ、ニコチンガム
こちらも同じニコチンが入った商品。

これもなぁ・・・私は試したことはありますが、チャンピックスと同じで吐き気がしました。
なんででしょうね。理由はわかりません。

しかし、とりあえずニコチンを摂取している限り、「じゃあ、煙草吸おう」ってやっぱりなっちゃいます、私なら。(どんだけ意思が弱いんだって話ですね)

さて、禁煙を目指しているものの、実は私は煙草を吸っている女性や男性が好きです。私の周りのタバコ吸っている人間は、なぜかオシャレだったり小綺麗な方が多い気がします。

おそらくタバコが本質的にネガティブなものなので、それ意外のところで努力して清潔でキレイでいようという精神を持っているのでしょう。

禁煙の離脱症状に漢方は役立つか?

お薬は、効果がある薬ほど止めるときも離脱症状が見られます。とくに半減期(血中濃度が低くなる時間)が短いほど、依存度が高く、離脱症状や副作用も出やすいのです。私はこの考えは、禁煙にも当てはまると思っています。

煙草を止めて、ニコチンは1日で身体から消失しても(半減期が短い)、ニコチンがない状態に体は違和感を持ちます。

ずっと何年もニコチンが体に巡っているのが普通だったからです。
だから、大きな自覚はなくとも副作用(離脱症状)は出てくるはずです。

精神薬でも離脱症状は時間とともに消失しますが、症状が辛い場合は、半減期の長い薬に置き換えて、それに慣れてから徐々に薬を減らします。

タバコですと、少しずつ減らすのは禁煙には逆効果と言われますが、どうしてもやめれないなら、朝の寝起きにすぐ吸わない、夜寝る前に吸わない、などから試すとよいでしょう。

あまりにもイライラがひどい人は漢方を試してみるのも手です。

禁煙に効果はありませんが、精神的なイライラには効果があるかもしれません。
私は漢方薬のおかげで、精神薬を減らすことができました。

漢方は内科で処方されます。自分に合った漢方を見つけてみてはいかがでしょうか。

漢方は不眠やイライラなど、いろんな症状に合ったものがあるので、健康促進の一環として試すには、よい薬だと思います。

言わずと知れた禁煙セラピー

あまりに有名なベストセラー本「禁煙セラピー」。

私も過去、愛読していましたが、実は禁煙は1ヶ月で失敗しました。
ですが、禁煙する気なんてサラサラなかったその頃の私に「禁煙しよう」と本気で思わせてくれたことは、すごいと思います。

昔に人にあげちゃったんですが、最近また購入しました。
そのくらい、心理的にとても効果があると思います。

むしろ、上で取り上げた禁煙グッズを試す前に、普通にこの本を読むだけで禁煙できる人はいると思います。ぜひ、試してみることをおすすめします。

禁煙するための一番大事なポイントは「まずは精神的依存を失くすこと」だと思います。

私はここまで書き連ねてきたように「煙草にロマンをまだ持っている」馬鹿な人間なので、精神的依存を失くすことが非常に難しいのですが、普通の人ならマインドさえ本当に変えれたら、苦しまずに禁煙できる可能性があります。

現に、多くの芸能人や著名人がこの本だけで禁煙に苦労なく成功しています。

そのくらい、マインドを変えることで身体的・精神的習慣さえも瞬時に変えれるのだということは人間の脳の神秘でしょうね。

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禁煙はやっぱり難しい。

さて、煙草を止める辛さを少しは和らげられましたか?
「余計に吸いたくなったじゃねーか!」とコメントしたくなりましたか?

でも、この記事を書いた目的は「禁煙に成功すること」というより「禁煙がうまくいかない自己嫌悪をどうしたら」「頑張ってる人が他にもいるんだなー」という人向けに書いているので、ご容赦ください。

私は今もよくこう思わずにいられません。
「まったく同じ味と煙とパッケージの煙草で、体に害さえなかったらなぁ。」

しかし、薬に副作用があるように、快楽やリラックス効果など脳に効果があるものはすべて、作用と逆のなんらかの反作用がある。
毒は自然のものから抽出され、解毒剤は毒から作られる。
毒になる植物は使い方によっては、それがある特定の病気の妙薬になる。
それが、自然界の法則なのです。

煙草は昔、ワイルドなイメージや社会に抵抗する人間のシンボルであったりしました。それは決して悪いことばかりではなく、ある意味で心に何かを与えてくれたとも言えます。

しかし、これからは心に何かを与えるために薬やアルコールや煙草を必要とする時代ではなくなっていくのかもしれません。

より健康なほうへ、より良い人生を送るために、そういう精神の方向性が未来の世界な気がします。

禁煙は辛いですが、今年2018年10月には、また煙草の価格は値上げされます。
そろそろ止めて、そのお金を別の何かに投資したいと切に思います・・・。

⇒【関連記事】タバコが眠りに悪影響なのを実体験から考えてみる

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