エキスパート・ゼネラリストという言葉を知っていますか?
ある記事を読んだときに『未来のエリートはこういう形だろう!』と確信に至ったので、今回はこれについて話してみたいと思います。
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エキスパート・ゼネラリストって、つまり何?
まず、基本的なおさらいですが、スペシャリスト、ゼネラリストについてです。
・スペシャリストとは・・・特定分野に深い知識や優れた技術を持つ人。
つまり、簡単に言うとスペシャリストとは、専門家やエンジニアやデザイナーとか、職人さんたち・・・営業も入るのかな。法律とか会計とかもそうですよね。
大きく言うと販版員でも長い年月やれば、その道のスペシャリストと言えるのではないでしょうか。 と、私は思っています。
ゼネラリストとは・・・分野を限定せず広い範囲の知識・技術・経験を持つ人
一方、ゼネラリストは、経営者や役員レベルの人たちのことですよね。個人経営とか、起業家なんかも。 ある参考資料で「総務・人事」も項目に入っていたんですが、私はこれはどうかな? と思いました。総務や人事の人も部長クラスでないと、幅広い知識や経験なんてないですよね。外資系ならわかるけど。
ここまででまとめるとすれば、普通の会社組織なら、上層部に有能なゼネラリストがいれば、あとはスペシャリストをどれだけ保有・育成できるかで企業の功績は違ってきそうだな、ということ。
そして、明らかにゼネラリストのイスは少ないので、誰しもが目指せないということですね。
現代は、キャリアを積む・保有し続けるのが難しい!?
私は経験から実感したのですが、まずスペシャリストになるには相当な年月と忍耐力と情熱がなければできないと思います。
私はある分野を10年必死で切磋琢磨しても、自分がスペシャリストになったなんて、一度も思えませんでした。それは、やり方がよくなかったのかもしれませんし、仕事に追われていて、さらにプラスアップの勉強をしてこなかったからでもあると思います。
しかし、別の業務で真剣に勉強したことがありました。マネジメントに関してです。とはいっても、まだまだ初心者レベルかもしれませんが、私自身は「どこへ出しても恥ずかしくないわよ」的な自信を持つくらいには、勉強と努力をしました。
そして、その方面で仕事をしたいと思ったときに、気づいたんですね。
上には上が、そしてまた上がいるんです。
そして、経験年数が長い人には同じ経験では勝てない。となると、その人が持ってない知識やスキルが別に必要だと思いました。 が、同時にそれを続けていける社会が、未来がもう保証されていないことにも気づきます。
病気になってクビになったときに思いました。
『あぁ、こんなに人手不足な世の中でも、いつ仕事を失っても不思議じゃないんだな。』
一つの専門分野のプロとしての価値は、それがあれば生きていけるって保証される時代ではもはやないのかもしれないんですね。もちろん、専門性が高いスペシャリストはこれからも重宝されるでしょうし、収入も安定しているでしょうから、1つの得意なスキルを持つことは絶対に必須です。
でも、もうそれだけでは勝ち残れない、と言える未来が来ると想像しちゃいます。
その中で、私はある記事を読んで、『これから求められる人材は、エキスパート・ゼネラリストなんだ!』と思いました。
今からでも遅くない、スキルを増やせ!
エキスパート・ゼネラリストは、ある分野や業界でクリエイティブなアイデアを出せるくらい精通した知識を持っていること。それに加えて、複数の違う分野の知識も兼ね備えていること。それによって、古い考え方に固執したりせず、業界の定まったやり方や手順を超えて、違った視点の企画や発言ができることが求められます。そういうことが出来る人が「エキスパート・ゼネラリスト」でしょう。
そして、忘れてはならないスキルが、それらの知識や分野やアイデアを「つなげれる能力」です。
いろんなアイデアや企画や発言があっても、それぞれのスペシャリストや現場の人々、組織同士を繋げれないと話になりません。強い求心力はその人のリーダー素質かもしれませんが、役割としてはリーダーでなくても構わないのだと私は思います。
じつは「コーディネーター」がそれの小さいバージョンにあたるのではないかと思います。
今は30代・40代で大学や大学院の勉強を始める人も多いです。(私もその一人です)
それは、さらなる知識や経験を求めて未来に生かしたいという希望と、本来人は「知りたい」という欲求に突き動かされる生き物だからだと思います。
興味を持ち、学び、知識を深める。大人にも、きっとそれは必要です。
ゼネラリストを目指すために・・・
・メインの分野・専門のキャリアを積む
・マネジメントや広報など、ソフトスキルを新しいスキルとして獲得する
・視野を広げる、人の考え方を知り、取り入れる
これからはエキスパート・ゼネラリストを目指せ!
これからの時代を生き抜いていくには、1つのことでは足りない。
興味を持つことに敏感に反応し、体験してみて、学ぶ。そのことが視野を広げることになり、新しいアイデアや構想、人が新鮮に思う意見を述べれたりすることにつながると思う。
鍛えるべき力とは、創造する力、企画する力、実行する力、の3つです。
創造・・・ひらめきやアイデアを考えつく、作り出す
企画・・・プランを練る・コストや予算、必要な業務を考える
実行・・・強い意志と、信じる力を持って、進むこと
今、メディアで取り上げられる著名人の多くにも、様々な分野に手を広げ、あらゆるアイデアを試していく人が見られます。これからの時代に生き残り、そして経済を先導していくのは、そういうイノベーターな人々だろうと思います。
私たちも、狭い範囲に閉じこもらず(たとえ私のように引きこもりに近い生活様式を持っていても)、知識や学びについては貪欲に取得していく。SNSも積極的に使い、たくさんの人の考え方に触れることも一つだと思えます。幅広い知識を持ったアフィリエイターの人々を尊敬します。
そして、いつか私も目指す分野でのエキスパート・ゼネラリストを名乗れる人間になろうと思います。今回の話題は、将来性があって、いい記事でした。
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