2018/02/03
最終更新日:2018/04/22

ブラック企業かどうか気にする前にやるべきことはコレ

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「ブラック企業とは!」などのネット記事を見ると、私はいつも「そんなのよくあるでしょ。今まで目立たなかっただけで、昔からあるのでは?」と思ってしまったり、
「ブラック企業で働いてます」という悩みを見ると、たまに「それはひどい!」というくらい酷い会社があって、「それに耐えるのは、さすがにヤバイよ。もっと自分を大事に!」って、その人の体を思いっきり揺さぶってやりたくなる気持ちになります。

たとえば、ブラックだと知っても辞めれない理由は、第一に「疲れているから」です。
精神的にあまりにも疲れているので、まともな思考回路ができず、さらには忙しくて仕事が終わらなくて終電続き・・・そう、現状が普通じゃないなんて考えている暇がないのがブラック企業。

そして、人のことを気にしてしまう人ほど、「周りに迷惑がかかるから、すぐに辞めれない」と自分を犠牲にしがち。

責めるつもりはありません。 それがその人の特質だから。
しかし、体を壊したら元も子もない。

そして、結果的に周りに迷惑を散々かけた挙句に「体壊したので、退職します」という残念な終わり方を迎える。「経験者は語り」ますよ。

でも、もうそんな時代じゃないということを伝えたいし、「辞めづらい」っていう日本人的感覚ももちろんわかるので。

私も「もしかしたら、プチブラック?」と思う仕事をしていたことがあります。
普通の会社だったんですけどね。
そう、普通の会社でも人によってはブラックになってしまうこともあるという話。

では、私の体験談も交えながら、昨今のブラック事情を考えてみたいと思います。

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実情は内部でしかわからないが、入る前にチェックしとこう

ブラック企業かどうかは、働いてみないとわからないのが実情です。
でも、予防策は取れる!

<仕事探しの段階で最低限チェックしておこう>
1.ネットでその会社の口コミがないか、調べてみる。
⇒口コミがあったとしても、参考程度にする。
文句なら、どこの会社でも大なり小なりある。

2.ネット求人では広告に注意。
⇒あらゆる怪しい会社に共通する広告の特徴は、うたい文句がうさんくさい。
「〇〇〇円稼げます!」とかを、安易に信じてはいけない。

3.紹介事業所を通している求人のほうが安全。
⇒おすすめは、やはり転職エージェント。
敷居が高いですが、無料で担当者がついてくれるなんて正直すごいサービスですし、 企業がお金を払っている分、けちけちした会社は提携していない。

※ちなみにハローワークは・・・という声がありそうですが、ネットでもよく書かれていますが、ハローワークはブラックが多いという噂は・・・半々ですね。
普通にホワイト企業もありますし、ブラックもあります。

なぜならハローワークは掲載が無料だからです。
でも、私はハローワークは意外と好きなんですよね。検索システムが超優秀。
時間とか地域とか、細かく設定して検索できる。

ネットの求人サイトは、検索が意外と大雑把な気がするよね、使いづらかったりとか。

4.雇用契約書がしっかりしているところは、基本的に福利厚生はしっかりしている。
ブラックは雇用契約書とか就業規則があいまい、かつ適当。
ブラックじゃなくても小さい個人会社は契約書がしっかりしてなかったりするので、そういう会社は、経営者の人格によりけり、というところ。

5.働いてる人を見て、笑顔がない職場なら要注意。
ブラックでなくとも、人間関係がうまくいってないか、結構冷たい職場である可能性が高いです。

ブラック企業や長時間労働が生まれるのはこういうこと

そもそも、ブラック企業が生まれる原因は日本の社会構造が土壌にあるのです。

たとえば、欧米の雇用とは会社の中の各職種に人材を当てはめていく形ですが、日本の雇用は「就職=会社に入る契約」です。

欧米では職種の人材に不足が出た場合は、引き抜きという形で同じ職種の限られた範囲内で人を探します。

しかし、日本では会社内で下から人を引き上げたり、違う部署から異動させればいいと考えるため、たとえば役員が抜ければ事業部長が、事業部長には部長が、部長には課長がといった具合に、下から順次引き上げを行い空席を埋める体制を取ります。

今まではそうすることで常にキャリアアップできるという終身雇用制が実現してきましたが、今となってはこれが長時間労働を生む原因となっています。

終身雇用が崩壊しつつある今、若い人はより良い職場を求めて転職します。
また、転職にも抵抗がなくなってきているとも言えます。

つまり、仕事に十分に慣れたと思ったら人が辞めて仕事が増えたり、終身雇用制度が残っている風習で社内から補充や異動を繰り返すため、仕事内容が変わることも多く、残った人に業務負担が増えていくということになる。

欧米では本人の希望がない限り職種が変わることはありませんので、同じ仕事を続けることによって能力は習熟していき、働く時間はどんどん短くなります。

日本は立場が上がることで年収が増える構造が今も主流のため、みんな本心を隠して「将来の安定」を信じるがゆえ、長時間労働を我慢しているということですね。

今でさえ『ブラック企業』というマイナスイメージが多い呼び方をしていますが、実際に過去は多くの会社で(とくに中小企業では)当たり前の風景だったのではないでしょうか。

結果としては、人を補充するやり方が今の時代の状況と合わなくなっているために、長時間労働やブラック企業として表に出てきたのだと私は認識しています。

うまい会社はうまいやり方で人材を確保している

最近は、新しいやり方が増えているなと感じます。

別記事でも紹介していますが、facebookを使っての求人を行っていたり、マッチングサイトで企業と人を結び付けたり、多様化の時代をまざまざと見せつけられる思いです。
⇒シェアリングがビジネスを作り出す!

そして、それを活用している会社が賢いんだと感じました。

今までの求人方法と違うやり方で求職者の情報を得て、求めている人材をゲットする。
つまり、人が会社を求めるのではなく、やり手の会社は会社側から人を求める行動を積極的に起こしているんです。

だって、考えてもみて。
ハローワークでは、優秀な人材は掘り出し物です。

もちろん転職活動のために失業保険をもらいに来ている優秀な人はいるでしょう。しかし、優秀な人はさくさくと仕事を見つけてきます。
しかし、転職を繰り返さないので、職安への出現率は低いです。

逆に、ハローワークへの出現率が高い人は、こう言っては失礼ですが、「転職が多い人」「交渉能力に長ける人」「障害や病を抱える人」など、仕事を見つけづらい人が残ります。

また、ネット求人でも普通に広告打つだけだと、いろんな人が大量に来ます。
つまり、絞り込めないんですね。
(絞り込むという意味では、ハローワークのほうが会社に優しいかも?)

しかし、転職エージェント経由など会社が高いお金を払ってるマッチング系はやはり違う。
企業もエージェントにどういう人がいいか希望を出してるだろうし、こちらも担当者がついてくれて、詳しく相談が出来る。

まぁ、エージェントさんも営業なので、無理やり押し込む案件もあったりするのかもしれないが・・・。(転職エージェントにお勤めの人がいたら教えてほしいくらい)

ま、といっても普通の求人サイトもやっぱり情報収集には使えます。
⇒それでも私が愛用する一般求人サイト「indeed」

ダメになるかも・・・と思った時、その仕事はあなたに合っていない

さて、ブラック企業でなくても「ブラック」な仕事状況に陥ることはあります。

かくいう私は、週5日、1日10時間の職場に勤めていましたが、管理職になってからは1日13時間~15時間で週5日+半日+書類作成など事務処理に休日出勤、みたいな働き方になってしまいました。

残業して、終電に走りこめればラッキー、週1日は深夜3時にタクシーに乗って帰るか、朝早い場合は店のイスを並べて、タオルケットを体に巻いて泊まり込む状態。

でも、そこまで追い込まれているのは私一人だと思っていた・・・と思ったら、強者はいました。
私で月間230時間くらいでしたが、その人物は250時間を超えていました。

それは会社から言われたわけでなく、自分で管理できていなかった+仕事が多すぎたとも言える、んですが、まぁその数年間は仕事しかしていなかったですね。

休日や自分の時間なんて、一切なし。

追い込んだのは私自信ですが、1日に「今日、何食べたっけ?」と考えたら、おにぎり1個だったということもありました。 ご飯をいつ食べたのかわからないくらい食事を取ってなくて、5キロくらい痩せたときに、友人知人に心配されたくらいです。

そう、不慣れなことをやらなければならないとき、人は許容範囲を超えて無理をします。

そして、体を壊すはめになる。

「もう、ダメになるかも・・・」「つらい・・・」と思っているなら、その仕事はあなたに合っていません。
今はなんとかやれていても、必ずガタが来ます。

しかし、そんな会社でもうまくやってる人間はうまくやっているもので、私の過去の職場も一部の後輩たちは元気に働き続けています。
考え方や受け取り方、その人の性質で変わるものでもあるんですね。

重要なのは会社がブラックかどうかではなく自分が仕事に健康的に打ち込めてるか、精神的に充実してるか、そういう自分の感覚が大事だということです。

自分の弱さを知っておくことが、自分に合った仕事を見つける1つの指標

あなたが仕事で自分を壊さない方法は、「一流の人が行う働き方のコツやマインド」というようなベストセラー本に見られるポイントとおそらく同じです。

そういった本にはポジティブ目線が主流ですが、私はあえてネガティヴ目線で攻めてみます。

あなたは自分の弱点を把握していますか?

ブラック企業に壊されないために、また自らブラックな働き方に入り込んでいかないためには、
「私は頑張れる」「仕事だったらやるしかない」
なんて思考はナシで、自分が弱いと思うところをはっきりと認識しておく必要があります。

また、それを認識したら引かない姿勢(NOはNOと線を引く)を覚悟してください。

たとえば・・・
・睡眠時間が10時間ないと無理
・食事の時間が1時間休憩はないと無理
・朝は9時より早い出勤時間は無理
・休みは週2日ないと無理
・夜は家でゆっくりする時間がないと無理

そう、こういった「どうしても、これは自分を保つために必要だ」ということのための時間を会社に捧げてはいけません。
それは、ブラックに利用されやすい体質です。

そして、この自己分析は転職するときにも、今後の働き方を振り返るための良い要素になります。

さて、あなたのこれからの仕事で充実した働き方をするために、ここに書いた内容を振り返ってみて参考にしてくださいね。

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