2018/03/23
最終更新日:2020/06/08

シェアリングがビジネスを作り出す~時間や空間をお金に変える時代~

シェアリングエコノミー

―時間や空間がお金になる―「シェアリングエコノミー」という言葉をご存じでしょうか。
おそらく一度は耳にしたことがあるのではないかと思う「シェアリング」というシステムについて、今回は私の考えを書いてみたいと思います。

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身近にあるシェアリングの代表

身近な例で言えば、個人の車を貸し借りする「カーシェアリング」や、部屋を貸し出す「民泊」などが有名ですよね。民泊は「aribnb」が有名ですよね。これが出来るのは昔の日本人の考え方から現代の状況や考え方が変わったということだな、と感じます。

昔は、車といえば「一家の主」の象徴、運転席はお父さんの席。愛車を手で磨き、車種をおじさんたちはステイタスにしていた。そんな感覚なら人に車は貸せないですよね。
『俺の車を汚すな!傷がついたら、どうすんじゃい!』てな感じです。

民泊も、所有している物件ならいいですが、自分の部屋を貸すのはどうかな~。。。私でも少し考えてしまいます。昔見たいに「所有すること」がステイタスでは、もうなくなってきたということですよね。

そういえば、調べていておもしろいものを見つけました。店舗やオフィスを貸し出すどころか「軒下」を貸すという「軒下ビジネス」「軒下パーキング」があるそうです!びっくり!笑。
・軒下パーキング

ビジネス界に広がるシェアリングエコノミーの波

ビジネスでシェアリングというと「クラウドソーシング」が有名でしょうか。

クラウドソーシングとは、登録者は自身のスキルを登録し、雇用側はプロジェクトに合った人材を募集し、契約するという流れです。有名なのは「ランサーズ」「クラウドワークス」のようなスキルマッチングサイトですね。

これらのサイトは、ものすごく本気でやれば稼ぐことは可能です。ただし、単純作業が苦にならない方でないと「こりゃ割に合わんわ・・・」となってしまいます。ちなみに、私は毎月5000円程度のお小遣い稼ぎに使っていました。

クラウドワークス
・ランサーズ

ビジネスのシェアリングに関して、最近ライブドアニュースで”ホリエモン”こと堀江貴文氏と、文部科学大臣補佐官の鈴木寛氏が語っていましたが、ビジネス界でもすでに「人材をシェアリングする」という波は広がりつつあり、それはある意味で「やりたいことをやれる場所を見つけろ!」ということかと私は認識しています。

自分の特技・やれることをシェアする、販売する、広げることで仕事につなげていく。そういう時代だと熱く議論されていました。堀江氏もオンラインサロンを持っているそうですが、時の人であるキングコングの西野さんも独自のオンラインサロンを持っており、膨大な参加者がいるそうですよね。西野さんのブログをよく見ますが、いつも楽しそうです。

何かプロジェクトを立ち上げる時に、サロンメンバーの中から参加者を募り、仕事をするんですね。会社にしばられない新しいビジネスモデルが、大々的になりつつある

しかし、それは有名な人やお金や地位がある人だけしか参加できないんじゃないの? と思ってしまいますが、一般人の参加できる「シェアリングエコノミー」はどんどん増えているのです! 「メルカリ」「ジモティー」もその一つですよ!

以下にいくつか、新しいおすすめサイトを取り上げてみました。

・タイムチケット
「わたしの30分、あなたの30分、売ります、買います。」がコンセプトのサイト。ページもユニークで見やすく、口コミやレビューも豊富で安心できます。


「ココナラ」・・・みんなの得意を500円~売り買いできます。
このサイトは、本当にカテゴリが豊富なんですよね。見るだけでも、身近なところで小さいお小遣い稼ぎができるって本気で思わせてくれます。
⇒くわしくみる

おっと、堀江氏の紹介していたアプリも載せておきます。
・polca(ポルカ)・・・フレンドファンディングアプリ(友達と資金調達がコンセプト!キャッチで使いやすそうなアプリです。

ワークシェアリングの導入も検討されるビジネス

ワークシェアリングについても派遣業界ではさかんに議論されています。

現在は多くの業界で人材不足であり、人材コスト増も深刻化されているそうです。ですが、人々は今「ワークライフバランス」を重要視しつつあり「勤務時間」と「残業時間」を最も重視しているといいます。 人を確保するために1日の勤務時間を増やして週休3日にするなどの、新しい取り組みも引っ越し業界やホテル業界ではさかんです。

その中で、「ワークシェアリング」とは、「1つの仕事を時間または日数で区切って仕事を行う」というもの。 つまり1日の半分ずつ2人で時間を分担するか、作業に必要な日数の半分を2人でシェアするということ。

これは、従業員の時間を調整しやすいことで、時給や社会保険料などの人件費削減につながるという。これだけを聞くと、会社都合の働き方のように思えますが、今は副業など多様な働き方が増えている時代です。需要は確かにあるだろうと思いますね。

しかし、問題はこういった働き方を統括する社員や中間管理職のマネジメントに対する不満や不具合の問題はどうしても避けられないでしょう。このあたりがワークシェアリングの今後の課題と言えそうです。

転職に活用できそうなサイトや、法人専用のマッチングサイト

・WANTEDLY
Facebookをベースに働くことについて情報交換するシステム。
気になる企業にエントリーして、プロフィールを充実させれば企業から声がかかったり、気軽に企業の見学に行けたりするサービスが充実している。採用された人の声では『間に人が入ることなく採用担当者と直接やり取りができる』『応募するハードルが低く、応募すると採用担当者から連絡が来て、実際に話を聞くなどスムーズな流れで採用につながった』などがある。
主な職種はエンジニア・セールス・ライター・マーケティング・その他・・・

・Linkers
リンカーズはものづくりに特化したマッチングプラットフォームです。私には縁がない世界ですが、ものづくりスキルを持っているのなら、見てみる価値のあるサイトではないでしょうか。正直、「技術者」「職人の親父」というイメージが漂ってくる機械系の臭いぷんぷんのHPで素晴らしいと思いました。

身近なところからシェアリングに参加することが、将来のビジネスチャンスになる

私もまだまだ参加できていませんが、今回調べたことで思ったより敷居が低く、たくさんのサイトやフォーラムができつつあると気付きました。安心感や将来性を見極めてサイトを選ぶことは重要ですが、それをふまえた上で、身近なところから小さいことを始めてみてはいかがでしょうか。私もトライしてみようと思った次第です。

何かに手を伸ばす、思い立ったらやってみる、そういうことが未来を動かす一歩になります。
大人になると腰が重くなって、動かないから、嫌ですよねぇ・・・、ってことで、「シェアリング」に参加してみましょう!


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