2018/12/13
最終更新日:2020/06/08

先の見えない睡眠治療~夜をさすらう日々~

睡眠治療

こんばんは、南カレンです。

いや、今は朝の5時40分だから、おはようございますが正解かもしれません。

今まで睡眠治療うまくいってます!的な記事をバンバン挙げていたにもかかわらず、またもや混迷の日々を生きています。

最近の睡眠時間は、午前8時頃~夜の7時あたりです。

目覚めると外は暗い、そして眠ろうかなと思うときに、薄明るい窓を眺める日々。

こういう日の光があるうちに眠る生活になる時期は、ほんとうに性格も暗く・・・いや静かになります。

元気があるかもわからない。

一番しんどいのは、外に出かけても用事がある場所はほとんど閉まる時間帯なことです。

つまり、9時17時の一般社会とは無縁です。

しんどいなぁ・・・会社員のみなさんからしたら「怠けるな!」と叱責されるかもしれませんが、本当しんどいなあ。

この時期は、ほんとうにダメな気分になるので、もう起きたくなくなって、過眠傾向になって10時間あまり起き上がらない。

頭は重く、体はばきばきで、疲れている。

そんな気持ちで、混迷した時期に思うことを書いてみます。

同じようにツライ時期をすごす睡眠障害者の方々へ向けて。

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以前までの成果はどこにいった?

まず、今の睡眠治療の現状を上げておくと、慢性的な停滞期に入っています。

というのも、同じ状態が改善でも悪化でもないまま推移すると、努力も忘れ、また切迫感もないため怠けてしまうのでしょう。

薬を飲まなくなっていることに気付いたのと同じ頃に、うつ気味なことに気が付き、そして休みの日には夜まで眠る生活になっていました。

結果、約束のスケジュールはこなせず、予約などはキャンセルしまくり、手帳などへの生活状態の書き込みもせず、かろうじて睡眠日誌だけを記憶を頼りに書いている状態になっています。

嫌になって睡眠に逃げている。それもうつらうつらするだけの質の悪い睡眠へ。

ここで、今までの治療の効果を振り返ってみます。

エビリファイ

フリーランを止める効果を期待して飲んでいる薬でしたが、アルバイトを定期的にこなすようになって、それがまあ行けてるからか、もしくは多少なぜかうつ傾向に入ったためか、飲むのを2~3週間サボってしまっていました。

フリーランしていないと主治医は言っていますが、私がここに来て思うことは、実はフリーランは体内では起こっていると考えています。
それは定期的に、しかも同じ時期に睡眠が困難になるからです。

それを徹夜したり、短時間睡眠でやりすごしたり、休みに1日寝たりして、どうにか無理やり合わしているにすぎない状態。
だから、結果的にエビリファイも完全に効果を見出すことができていません。

しかし、飲まないという選択肢はダメだと痛感したのは、薬を飲まなくなってから、うつ傾向に走っているのですね。
これは薬の副作用ではなく、睡眠治療を頑張っている、調整する意思があると前向きな気持ちになれますが、そういう心の芯がなくなるともう不調のわけがわからなくなってくるんですね。

また、もともとパニック障害からうつ傾向に走りやすい体質。
そこに睡眠の不調が続くと、どうしてもうつのスパイラルへはまり込み、さらに睡眠が悪化、薬も飲まなくなり、生活がめちゃくちゃになるという状態でした。

現在はまた意識して飲むようにしています。

ロゼレム

何度ためしても3日が限界のロゼレム。
これはもう本当に合わないのだと、服薬を断念しました。
なんでこんなに相性が悪いのか、目はすごく眠くなるのに、睡眠スケジュールが合わないなら結局眠れない。
そして頭が痛い。

ランドセン

足の痛みがほとんどなくなったため、止めていたクロナゼパム。
しかし、眠れないときの精神安定剤としては、飲むべきだと最近反省しています。
やっぱりベンゾジアゼピン系の精神安定作用は絶大の効果を発揮します。
また、服用を開始します。

認知行動療法

実はちょうど1ヶ月前にも、旅行のために睡眠時間制限法を短期的に試すことになりました。
旅行1週間前から朝を無理やり起きるように1時間ずつ起床時間を早めていき、そのため睡眠時間を3時間くらいにまで減らしました。

つ・・・つらい・・・。
なんとか耐えて旅行へ。

そして、旅行中はそこまでの睡眠不足から11時に寝るものの、朝4時までには目が覚めてしまい、そのまま3~5時間睡眠で旅行日程を乗り越えました。

しかし、毎日午後3時くらいには極度の疲れと睡眠不足でどよーんとしていました。

しかし、これが認知行動療法の効果と同等で、その後2週間は7時間前後の睡眠を夜明けから昼までに取るリズムが安定して、調子が良かったことを覚えています。

別の記事でも紹介していますが、認知行動療法の一番の効果は入眠時間が短くなること。1~2時間も入眠にかかる時間を費やしていた私が、10分で寝れるようになったのですから。

しかし、今現在は睡眠状態の悪化で、入眠までにかかる時間が約1時間前後増えています。

漢方

これもいつのまにやら飲まなくなっていた。
しかし、うつ対策の必要性とすれば飲んでいるほうがよいと思われる。

メラトニン

non24で代表的な治療薬の一つ、メラトニン。
実は短期間で試してみました。
ネットで購入して飲んでみたところ・・・なんの影響も感じられなかった私。

う~ん、、、長期で飲まないとわからないかもしれないという感想です。

私はたくさん薬を飲むのが嫌で、成果も見えずにやめてしまいましたが、もう一度、試してみようかとも思っています。

自分を律する難しさ

睡眠治療で問題なのは、自分を律して一定の生活をするのが困難なこと。

たとえば、目覚ましをかけて毎日一定の時間に起きること。
薬を毎日同じ時刻に飲むこと。
休みの日にも同じ睡眠スケジュールを保つこと。

フリーランをし続けるnon24には、これがもっとも難しい。
そして、長く続けるうちに少し良くなると怠けてしまうのは人間のサガ。

そして薬を飲まなくなってしまうと、さらなる悪循環に陥りやすい。

最終的には自然に眠ることへ回帰するのか

少し前、ここまで悪化する前にふと思ったことがあります。

こんな感じで、なんとなく生活できるなら、これでもいいかなあ、と。

それはある意味怠けていたのかもしれませんが、努力することに疲れてしまった感じでもありました。

他の睡眠障害を書いているサイト主さんでも、現在は睡眠治療をやめて身体のままに生きる生活を送ってらっしゃる方もいる。

そういう方々はどんな心境なのかな? こういう心境だったのかな? と思ったりしました。

どこまで戦うのか。

先はずっと続いていて、一生睡眠と付き合っていくわけだから、薬とも一生の付き合いになる。

それは、ある種、自然ではない気がしてしまいます。

しかし、糖尿病の治療をずっと続ける人、人工透析をずっとしなければいけない人、薬を長く続ける人がいるのも事実。

よりよく生きるとはなんなのか。

生きるために薬を使うとずっと思っていました。

でも、薬をずっと飲むことは、けっこう大変で、面倒で。

それでも抗いながら、こうやって怠けてしまって失敗しながらも、頑張るしかないんだあ。

長くなってしまいましたが、ここでまた一区切り。

この記事が誰かのなぐさめになれば幸いです。


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先の見えない睡眠治療~夜をさすらう日々~」への2件のフィードバック

  1. なな

    お久しぶりです。メンタルヘルスの問題はいろいろ絡み合っていて本当難しいですよね。私も冬は日が短いのもあって、夜にずれやすく調子が悪いです。気長にいこうと思ってます。

  2. karen 投稿作成者

    ななさん、お久しぶりです。

    そうですね、日が短いので余計に夜に生きてる感じがしますよね。
    わたしも、フリーランはどうにか阻止してはいても、睡眠後退リズムは一向に前進させれません。
    気を抜くとずれていきますね。
    満足の行かない状態が長く続き、精神的にも停滞気味です。
    私も気長に様子を見ます。お互い風邪などにも気を付けて体調管理していきましょう。

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