2018/05/11
最終更新日:2018/06/17

転職中のお金が不安!お得な制度を利用しながら、自分と向き合う時間を作る

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こんにちは!南カレンです!

さて、転職中に生活するお金が心配・・・これは誰しもの頭によぎる問題ですよね。
そうやってお金の心配をするがあまりに、実はもう辞めたいと思ってる仕事を次の仕事が決まるまで引き延ばそうとしていませんか?

そういう人が実際に多いですし、そのほうが良いという謳う記事は多くあります。

しかし、私はこう思います。
未来に可能性のない、すでに見限った職場で働きながら疲弊するよりも、今まで頑張ってきたのだから1ヶ月やそこら休んだっていいのでは?

それに休みがあればリフレッシュできるだけでなく、自分の人生についてもじっくり考えることができます。

現代人は働きすぎなのです。そして、追い込まれ焦れば焦るほど、転職もうまく行きません。

焦って探した仕事は、じっくり考えずに決めたために職場環境を調べきれていなかったり、
福利厚生が整っていなかったなどという話をよく知人から聞きます。

未来をプラスに変えるために、社会制度を有効活用することでお金の心配を減らして次の仕事に備えましょう!

今回は、私が何度も転職する中でありがたみを感じた制度、転職中のお金のやり繰りや、節約方法についてご紹介します。一般的なことはたくさんのサイトで紹介されているのですが、今回は精神疾患で通院していた私の体験談を参考としてシェアしたいと思います。

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ハローワークの失業保険などを利用する

さて、転職中にもらえるお金といえば、失業保険がまず基本ですよね。
失業保険の一般知識は、ハローワークの冊子や、多くのサイトに記載されている通りですので、ここでは私が今まで何度も申請して思ったことをシェアしてみます。
⇒【失業保険について】ハローワークインターネットサービス

1.失業保険は離職前の給料が多いほど、失業給付の額も多くなる。(離職前給与の約5~8割)
つまり、在職中の給料が高ければ、最低限生活するお金くらいはもらえるということです。
※離職日より6か月前までの賃金が換算されますので、少し残業しておくのも手です。

(私は、給与が20~23万円(手取り18万円)のときに、失業保険が月15万弱でした。
一人暮らしだったので、これだけでギリギリ生活はできました。
手取り25万程度の人なら、17万前後はもらえるのではないでしょうか。)

2.失業保険は、自己都合退職の場合、待機期間7日+給付制限3か月後という悪夢
(※しかし、特別な事情の場合は待期期間3か月がありません。
私は、傷病のために休業後⇒退職したので、待機期間がありませんでした。
介護、パートナーの転勤)⇒【参考サイト】特定理由離職者について

一般の人で待期期間がある人は、その3か月間どうするか?
⇒週20時間まで(または月に14日までなど)ならアルバイトは可能です。

ただ、この場合は前職で働きながら転職活動をするほうが良いという人もいます。
週20時間のアルバイトだと月8万程度ですからね・・・。
(多少、貯金があれば問題ないと思います)

大変ながらも仕事をしながら転職活動するか、時間を資産と考えて、少しの貯金とバイトで
転職期間に時間を作るかは、 みなさん次第です。

※私の友人のシングルマザーは、失業保険を待てないと言って速攻で仕事を決めました。
    しかし、数か月後「焦りすぎた。」と言って、結局3か月でその仕事を辞めました。

3.教育訓練給付制度を使う
これは、給付をもらいながら(※世帯年収などの審査あり)ハローワークと提携している学校
で勉強できる制度です。スキルアップにはとても良い制度です。
上限は月に10万ですが、給付制限3か月が免除され、かつ学校で勉強する費用は無料です。
(一部教科書代が必要な学校もあります)

  ※ちなみに、教育訓練制度は失業保険の受給が終わってしまっても参加可能です。
   たとえば、90日失業保険をもらった後に審査さえ通れば、この制度を使って無料で学校に
行けて、毎月10万もらえるわけです。

余談ですが、アメリカでは失業保険はないに等しいことをご存じですか?
失業保険が支給されるのは、会社都合の場合だけだそうです。

また、アメリカの会社は交通費の支給もないし、扶養手当なども存在しないそうです。

お金は労働に対して払うもので、従業員がどこに住んでいようがそれは個人の問題で、家族が何人いるかどうかも個人的な話だからのようですね。

私はこの話を聞いたときに「アメリカでは私は生きれなかっただろうから、日本に生まれたのかも」とまで思いました。

病気やケガで退職の場合は、退職前に傷病手当金を申請しよう

これは病気で仕事ができなくなった人にはとても貴重な制度です。
基本的な条件は以下の通りです。

・国民健康保険以外の全国協会健康保険や健康保険組合の被保険者であること
・退職する前に休業に入って「傷病手当金」の申請を済ませた方
・医師にかかっていることと、毎月診断証明をもらえる場合

条件を満たして退職した場合は、退職してから1年6か月の間、「傷病手当金」をもらえます。

詳細は下記サイトなどを参照ください。
⇒はじめての傷病手当金

仕事をしない分、節約できるところがある!

ここでは、転職活動中に節約できたことを挙げていきます。

・通勤交通費がかからない
当たり前ですが、大きな金額です。

・昼食代が抑えられる 
弁当男子でもない限り、昼食代は毎日だとけっこうかかります。
仕事をしていなければ、自炊も少しはできるでしょう。
数千円~5000円くらいは節約できるのではないでしょうか。

・国民年金保険料の免除
前年の収入が少ない場合や失業中は、一部か全額免除の申請ができます。
免除といっても、ゆくゆくは払わなければ年金額に反映されませんが、受給資格期間としては
換算されます。
(国民年金は現在16340円です。これを支払うか支払わないかは大きな支出です。)

・健康保険料の減免
国民健康保険も失業中であれば、申請で減免されます。
減免は世帯所得と退職に関わる部分で減額されます。所得が低いほど保険料は安くなります。
(※私は所得がかなり少なかったので、月4500円程度の保険料でした。)

・その他、所得税、雇用保険料もなし
給与がないので所得税はありません。また雇用保険料も同様です。
(所得税は7000円~など給料から引かれます。雇用保険は1000円未満が多い。)

ここまで挙げた内容をトータルすると、年金はいつか払うにせよ現段階で払わないならば、合計として4万5千円くらい在職時より節約が可能です。

ま、考えてみれば、在職時に手取り18万円でぎりぎりだなと思ってたのが、求職時(休職時も)14万ほどでぎりぎり生活できたので、 計算上は合っていますね。

・自立支援医療制度 ※精神疾患による投薬治療を受けている人
一定以上の症状を有する精神疾患の治療が必要な方に通院治療の医療費負担を軽減する制度です。
※市区町村によって、負担割合が違う場合がありますので、各都道府県のHPを参照ください。

通常は自己負担が3割のところが1割になります。
大阪市はその1割も助成金が出るので、ほとんど0円となります。

(ただし、精神疾患で受診している病院以外での、医療費は普通に3割かかりますので混同しませんよう!!)⇒大阪市HP:自立支援医療(精神通院)

私の体験談 ~傷病手当金⇒失業手当を受けて~

さて、私は過去パニック障害を発症したまま働き続け、結果的に過労と慢性疲労症候群で休業に入りました。と、同時にクビを宣告されて1ヶ月有給消化した後に退職することになりました。

休業に入るときに、全国協会健康保険の傷病手当金を申請しましたので、退職後は毎月15万弱のお金をもらえていたわけですが、実際のところ半年でアルバイトを始めました。
(まだあと1年もお金がもらえたのに!)

それは、冒頭で書いたように誰しもが感じる「生活のお金が心配」だったからです。
お金はもらってるから心配ないって?

いえいえ、最低限生活ができるだけで、それ以上は何も望めず遊びに行くお金もありませんし、貯金なんてもってのほか。 さらには、年金を免除してもらっているとはいえ、ずっと払わないと将来の年金額も減ります。

ずっと家にいる生活は正直疲れるし、飽きる。そして、社会に取り残されている感がすごかった。
今のように、ブログを書くとか勉強するとかの目的が当時はなかったから、余計に焦りがすごかったのです。

また、この記事に書いているように転職中なら動く目的がありますが、私の体はボロボロで当分は働ける状態でもありませんでした。

ですので、一人暮らしの私にとって、傷病手当金はとても助かるものでしたが、その時はありがたみよりも焦りで頭が支配されていて、 感謝の気持ちより自分がダメな気がして仕方ありませんでした。

私が本当に国の制度に感謝したのは、そのずっとあとでした。

半年の休職でアルバイトを始めたものの、収入は生活費に遠く及ばず、傷病手当金は働き始めるともう受け取れませんので、 アルバイトのお金と失業保険の併用で、どうにか傷病手当金と同じくらいのお金で生活できるようになりました。

 ん? じゃあ、傷病手当金もらっておけばよかったじゃん。って?

いえいえ、働いてる安心感が何者にもかえがたかったんです、私にとっては。
それに人にも会えますしね。

しかし、結局は体の不調からか1つのバイトを3か月で辞め、次のバイトも8か月で辞めるということになってしまいました。その時はもうダメだな、と真剣に思いました。
かといって実家にも帰れない。

失業保険はもらいきっていて、再度受け取るには新しい雇用保険の加入期間が1年は必要でした。
悩んでいたところ、仕事探しのためにハローワークへ行ったところ、なんと奇跡的な事実を知りました。

アルバイトを辞めたのは自己都合だったものの、離職理由に「病気の治療のため業務が困難になったため」と書いていたので、
ハローワークの方から「病気されているのですか?」という話が出ました。

そこで以前にも休職していたが、また体調が思わしくなく・・・と状況を説明したところ、「医師の診断書(病状があったが、もう働けますという証明)があれば、6か月の雇用保険加入期間があれば、失業保険を支給できます」と言われました。

ハレルヤ!!!!

このときほど、社会制度に心から感謝した瞬間はありません。

その後、ブログを始めたり、大学で勉強を始めるまで、失業保険にはとてもお世話になりました。

もちろん、体調が良い日に短期バイトしたり、クラウドソーシングで数千円ずつでもお小遣いを稼いだり、節約や貯金を少しずつ崩したりの試行錯誤はあったものの、失業保険があったから、私は自分が何をやりたいか、これからどう生きたいかをじっくり考えられたのだと思います。

もちろん、体も十分な療養ができました。

あんなに焦っていた私は、やっと焦りをなくして人生をじっくり考え、できることを探し、向き合うことができました。

なんであの時あんなに焦って仕事してしまったんだろうと思うけれど、おそらく誰もが抱く「不安」は、それ自体に向き合うことでしか開放されないのです。

だからこそ、転職期間には、お金ではなく自分の時間を取ってほしいと切に思います。

転職期間に休むメリットは確かにある

体を壊した数年やその後よりもずっと以前、20代後半でも私は転職活動をしていました。
若いからこそ実家に帰ってゆっくりした期間もありました。

アルバイトをかけもちしながら、時間がある午後に緑地公園までウォーキングして汗を書いたり、
夕暮れから友人とお酒を飲んだり、のんびり田舎へ帰省したり、夜は次の日の仕事なんか考えないで好きな音楽を聴きながらストレッチしたり、
あの頃は・・・若いからかもしれませんが、大人の危機感はありませんでした。

今は「生きていかなければならない」という大人の危機感があります。
だからこそ余計にいつでも不安を抱えていたり、焦っていたり、生き急いでいる感じがします。

ただ、危機感があるなしや年齢にかかわらず、仕事をしない期間を作ることは自分を見つめ直すことができる期間です。

仕事をしているとき、長期休暇なんて日本人は取りません。
というより、取れる会社は今でもとても少ないと言えます。

だからこそ、私は転職する期間が自分の人生を振り返り、将来の道筋を改めて考えてみる絶好のきっかけだと思います。

今までの仕事を考え、自分の成果や成長を確認し、これから先の道筋を思い描き、軌道修正するべきか、もっと何かするべきかなどと考える・・・。

そういった思考は、一人の時間がなくては浮かんできません。
静かな時間の中で、浮かんでくる思いが確かにあると思います。

それに耳を澄ますために、転職を考えるみなさんには、ぜひ転職の時期にはたとえ1週間でもいいので、自分に自由な時間を作ってほしいと願っています!

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